新規上場申請のための有価証券報告書
(Ⅰの部)
ユニフォームネクスト株式会社
目次
頁
表紙
第一部 企業情報 ……… 1
第1 企業の概況 ……… 1
1.主要な経営指標等の推移 ……… 1
2.沿革 ……… 3
3.事業の内容 ……… 4
4.関係会社の状況 ……… 6
5.従業員の状況 ……… 7
第2 事業の状況 ……… 8
1.業績等の概要 ……… 8
2.生産、受注及び販売の状況 ……… 10
3.対処すべき課題 ……… 11
4.事業等のリスク ……… 12
5.経営上の重要な契約等 ……… 15
6.研究開発活動 ……… 15
7.財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 ……… 16
第3 設備の状況 ……… 20
1.設備投資等の概要 ……… 20
2.主要な設備の状況 ……… 20
3.設備の新設、除却等の計画 ……… 20
第4 提出会社の状況 ……… 21
1.株式等の状況 ……… 21
2.自己株式の取得等の状況 ……… 29
3.配当政策 ……… 29
4.株価の推移 ……… 29
5.役員の状況 ……… 30
6.コーポレート・ガバナンスの状況等 ……… 31
第5 経理の状況 ……… 36
1.財務諸表等 ……… 37
(1)財務諸表 ……… 37
(2)主な資産及び負債の内容 ……… 80
(3)その他 ……… 83
第6 提出会社の株式事務の概要 ……… 84
第7 提出会社の参考情報 ……… 85
1.提出会社の親会社等の情報 ……… 85
2.その他の参考情報 ……… 85
第二部 提出会社の保証会社等の情報 ……… 86
第三部 特別情報 ……… 87
第1 連動子会社の最近の財務諸表 ……… 87
頁
第四部 株式公開情報 ……… 88
第1 特別利害関係者等の株式等の移動状況 ……… 88
第2 第三者割当等の概況 ……… 89
1.第三者割当等による株式等の発行の内容 ……… 89
2.取得者の概況 ……… 91
3.取得者の株式等の移動状況 ……… 92
第3 株主の状況 ……… 93
[監査報告書]
【表紙】
【提出書類】 新規上場申請のための有価証券報告書(Ⅰの部)
【提出先】 株式会社東京証券取引所 代表取締役社長 宮原 幸一郎 殿
【提出日】 平成29年6月13日
【会社名】 ユニフォームネクスト株式会社
【英訳名】 UNIFORM NEXT CO., LTD.
【代表者の役職氏名】 代表取締役社長 横井 康孝
【本店の所在の場所】 福井県福井市二の宮三丁目36番21号
【電話番号】 0776-27-4246(代表)
【事務連絡者氏名】 執行役員管理部長 早川 光人
【最寄りの連絡場所】 福井県福井市二の宮三丁目36番21号
【電話番号】 0776-27-4246(代表)
【事務連絡者氏名】 執行役員管理部長 早川 光人
第一部【企業情報】
第1【企業の概況】
1【主要な経営指標等の推移】
提出会社の状況
回次 第19期 第20期 第21期 第22期 第23期 決算年月 平成24年12月 平成25年12月 平成26年12月 平成27年12月 平成28年12月 売上高 (千円) 795,045 1,260,082 1,910,196 2,552,492 2,934,346 経常利益 (千円) 106,362 127,463 242,147 282,910 314,123 当期純利益 (千円) 64,757 82,728 146,006 192,077 218,419
持分法を適用した場合の投資利益 (千円) - - - - -
資本金 (千円) 30,000 30,000 30,000 47,920 47,920 発行済株式総数 (株) 400 400 4,000 4,674 4,674 純資産額 (千円) 115,944 198,435 344,440 606,866 806,589 総資産額 (千円) 411,586 523,965 909,094 1,258,921 1,482,027 1株当たり純資産額 (円) 289,861.62 496,089.63 86,110.18 649.19 862.85 1株当たり配当額
(円)
- - - 4,000 4,000
(うち1株当たり中間配当額) (-) (-) (-) (-) (-) 1株当たり当期純利益金額 (円) 196,235.30 206,821.01 36,501.75 215.58 233.65 潜在株式調整後1株当たり当期純利
益金額
(円) - - - - -
自己資本比率 (%) 28.17 37.87 37.89 48.21 54.42 自己資本利益率 (%) 88.03 52.63 53.79 40.38 30.90
株価収益率 (倍) - - - - -
配当性向 (%) - - - 9.3 8.6
営業活動によるキャッシュ・フロー (千円) - - - 245,396 217,634 投資活動によるキャッシュ・フロー (千円) - - - 6,487 △66,449 財務活動によるキャッシュ・フロー (千円) - - - 38,513 △27,268 現金及び現金同等物の期末残高 (千円) - - - 882,677 1,006,594 従業員数
(人)
19 30 37 52 59
(外、平均臨時雇用者数) (4) (6) (5) (33) (36)
(注)1.当社は連結財務諸表を作成しておりませんので、連結会計年度に係る主要な経営指標等の推移については記 載しておりません。
2.売上高には、消費税等は含まれておりません。
3.持分法を適用した場合の投資利益については、当社は関連会社を有していないため、記載しておりません。 4.当社は、第23期の期末以降、株式分割(普通株式1株につき200株)及び転換社債型新株予約権付社債の新
株予約権の行使が行われ、発行済株式総数は1,008,581株となっております。
5.当社は、平成29年3月3日開催の取締役会決議により、平成29年3月24日付で普通株式1株につき200株の 株式分割を行っておりますが、第22期の期首に当該株式分割が行われたと仮定し、1株当たり純資産額及び 1株当たり当期純利益金額を算定しております。
6.第19期及び第20期の潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額については、希薄化効果を有している潜在株 式が存在しないため、記載しておりません。
7.第21期、第22期及び第23期の潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額については、潜在株式は存在するも のの、当社株式は非上場であるため、期中平均株価が把握できませんので記載しておりません。
8.株価収益率については、当社株式は非上場であるため、記載しておりません。
9.従業員数は就業人員であり、臨時雇用者数(アルバイト・パートタイマーを含み、派遣社員を除く。)は、 年間の平均雇用人員を( )外数で記載しております。
10.第19期、第20期及び第21期については、キャッシュ・フロー計算書を作成しておりませんので、キャッシ ュ・フローに係る各項目については記載しておりません。
11.第22期及び第23期の財務諸表については、株式会社東京証券取引所の「有価証券上場規程」第211条第6項 の規定に基づき、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に準じて、有限責任 あずさ監査法人の監査を受 けております。なお、第19期、第20期及び第21期については、「会社計算規則」(平成18年法務省令第13 号)の規定に基づき算出した各数値を記載しております。また、当該各数値については、株式会社東京証券 取引所の「有価証券上場規程」第211条第6項の規定に基づく有限責任 あずさ監査法人の監査を受けており ません。
12.当社は、平成26年11月10日付で普通株式1株につき10株の株式分割を、平成29年3月24日付で普通株式1株 につき200株の株式分割を行っております。
そこで、東京証券取引所自主規制法人(現 日本取引所自主規制法人)の引受担当者宛通知「『新規上場 申請のための有価証券報告書(Ⅰの部)』の作成上の留意点について」(平成24年8月21日付東証上審第 133号)に基づき、第19期の期首に当該株式分割が行われたと仮定して算定した場合の1株当たり指標の推 移を参考までに掲げると、以下のとおりとなります。
なお、第19期、第20期及び第21期の数値(1株当たり配当額についてはすべての数値)については、有限 責任 あずさ監査法人の監査を受けておりません。
回次 第19期 第20期 第21期 第22期 第23期
決算年月 平成24年12月 平成25年12月 平成26年12月 平成27年12月 平成28年12月 1株当たり純資産額 (円) 144.93 248.04 430.55 649.19 862.85 1株当たり当期純利益金額 (円) 98.12 103.41 182.51 215.58 233.65 潜在株式調整後1株当たり当期純利
益金額
(円) - - - - -
1株当たり配当額
(円)
- - - 20 20
(うち1株当たり中間配当額) (-) (-) (-) (-) (-)
2【沿革】
当社は、平成6年4月福井県福井市においてユニフォーム販売等を目的とする会社として、「株式会社ワイケー企 画」を創業致しました。その後、平成27年1月に現在の「ユニフォームネクスト株式会社」に商号変更致しました。当 社創業以降の沿革は次のとおりであります。
年月 事項
平成6年4月 株式会社ワイケー企画を設立、ユニフォームの販売を開始 平成10年6月 福井県福井市文京に本社を移転
平成13年6月 福井県福井市二の宮に本社を移転
平成20年10月 飲食店向けユニフォーム通販サイト「フードユニフォーム」を開設 平成21年10月 合羽専門通販サイト「カッパライフ」を開設
平成23年1月 プリントショップ事業拡大を図り、同事業を分社化しイーマークス株式会社を設立 平成23年4月 作業服通販サイト「ワークユニフォーム」を開設
平成25年1月 事務服の通販サイト「オフィスユニフォーム」を開設
平成25年4月 自社流通加工能力の増強を図り、福井県福井市経田に加工検品センターを開設 平成26年2月 医療ユニフォーム通販サイト「クリニックユニフォーム」を開設
平成26年2月 流通加工能力の増強及び納期の短縮を図り、福井県福井市高柳町に加工検品センターを移転、 物流センターとして開設
平成27年1月 プリントショップ事業の合理化のため、イーマークス株式会社を吸収合併 平成27年1月 株式会社ワイケー企画の商号をユニフォームネクスト株式会社に変更 平成28年3月 監査役会設置会社から監査等委員会設置会社に移行
3【事業の内容】
当社は、「ユニフォームを使用するお客様に最高の満足を提供する」を経営理念とし、国内の事業者を中心とし た顧客に、仕事場で使用するための業務用ユニフォームを販売する事業を行っております。
ユニフォーム業界においては、従前より、メーカーから委託を受けた販売代理店による販売形態が主流でありま した。全国各地に点在する販売代理店の多くは訪問・来店形態での販売を各商圏において行っておりますが、労働 集約的な事業形態であったため、購買金額が大きく、販売代理店にとって採算性の高い顧客はきめ細やかなサービ スを享受する一方、購買金額が小さい顧客においては、必ずしも十分なサービスが提供されていない可能性がある と当社は考えておりました。
当社は、設立以来、販売代理店として、本社所在地である福井県内の顧客に対し訪問・来店による対面販売を行 ってまいりましたが、上記のサービス環境をインターネット通信販売により改善することが可能であると考え、平 成20年10月に自社サイトを開設し、以来、中小規模事業者(含む個人事業主)を主要顧客層として、全国販売のビ ジネスモデルを展開しております。
当社における営業形態は、通信販売を主とし、インターネット、ファクシミリ及び電話等により受注を行うとと もに、インターネット広告、カタログの郵送、電子メール等によりマーケティングを実施し、新規獲得、追加販売 に努めております。平成28年12月期において、インターネット通信販売の全体売上に占める割合は9割超となって おります。また、福井県内の顧客に対して、訪問方式での営業も継続して行っております。
当社のインターネット通信販売は、飲食店・医療機関向けユニフォームを販売するサービス部門及び作業服・事 務服を中心に販売するオフィスワーク部門から構成され、国内のメーカーから仕入れた製品を取扱商品群毎に設定 された各販売サイトにおいて販売しております。
主な販売サイトの取扱商品は下記表記載の通りであり、平成29年3月末現在における取扱商品数は約47万点とな っております。
区分 販売サイト 取扱商品
サービス部門
フードユニフォーム
コックコート、コックシューズ、エプロン、作務衣など 飲食店等で使用されるユニフォームを販売しております
クリニックユニフォーム
スクラブ、ケーシー、ドクターコート、ナースウェアなど 病院、診療所等で使用されるユニフォームを販売しており ます
オフィス ワーク部門
オフィスユニフォーム
ジャケット、スカート、ベスト、ブラウス、スカーフなど オフィスウェアを販売しております
ワークユニフォーム
作業服、防寒着、安全靴、雨具など建築・製造現場で使用 されるユニフォームを販売しております
その他部門 ― 主に地元顧客にユニフォーム全般を訪問販売しております なお、当社はユニフォーム販売事業の単一セグメントであるため、セグメントごとの記載はしておりま せん。
[ビジネスモデルの特徴]
・対象顧客層の絞込み
商品をインターネットで販売する利点として、全国の潜在顧客に対し、豊富な品揃えを低コストで一律に提供で きる点が挙げられます。
上記利点は、訪問型のアプローチでは、費用対効果等の阻害要因により必ずしも十分な訴求が出来ていなかった 中小規模事業者(含む個人事業主)において、より効果を発揮すると、当社は考えております。
従って、当社は、インターネット通信販売における主たる対象顧客層を、全国の中小規模事業者(含む個人事業 主)とし、当該顧客層の購買選択肢を増やし、購入後のサポート品質を高めることにより、顧客満足度の向上及び 顧客基盤の拡大に努めております。
・自社スタッフによるサービスの差別化
ユニ フォ ーム は、 日 々の 仕 事で使 用さ れる もの であ るた め 、色 、形 状に 加え 、耐 久性 、保 温 性 、透湿 性 、速 乾 性、ストレッチ性等、機能面での違いが継続使用時の快適性に影響を及ぼします。
このため、商品の購入に際しては、色、形状に加え、機能性の観点から、使用する環境に即した適切な提案が求 められます。
当社は、インターネットを主たる販売チャネルとしており、自社サイトにおいて見やすいサイトレイアウトの構 築、品揃えの充実及び利便性の高いユーザーインターフェースの提供といった、インターネット通信販売全般に通 ずる共通課題に取り組んでおります。また、サイト掲載商品についての適切な機能特性の説明記載並びに自社スタ ッフによる電話サポート体制を整え、商品詳細情報の問合わせ対応、欠品時の代替商品の提案、販売後のアフター ケア等の商品購入時及び商品購入後におけるサポートサービスの提供等、ユニフォーム独自の商材特性に関連する 付加価値の提供に取り組むことが、顧客満足度向上に資すると考えております。
このため、当社は、訪問販売を通じて培われた現場環境及び商品特性に関する知見に基づき、接客、サイト制作 及 び販 促資 料作 成等 に 携わる ス タッ フを 、自 社に て 採 用・育 成し 、顧 客ニ ーズ に 応じた 、適 切 な接客 、 サ イト制 作、販促活動に取り組む体制を維持・拡大することで、他社との差別化を図っております。
・物流及び流通加工の迅速な対応
ユニフォームは、顧客の仕事場で継続的に使用され、従業員の新規採用時や現在使用されている作業服等の損耗 時に追加需要が発生します。また、初回導入時に社名・ロゴなどの刺繍・プリント加工が施されている場合は、追 加注文時においても同様の加工が必要です。
当社は、物流の一部を外部業者に委託しており、また、繁忙期において流通加工の点数が自社稼働能力の上限を 上回ることが見込まれる場合などには外部加工業者に対し一部商品の加工を委託しておりますが、委託に際して は、自社施設との物理的な距離に加え、サービス品質、対応の早さ等を確認し、加工過程を含めた納期、サービス 品質を損ねることの無いよう努めております。
また、物流及び流通加工の内製化比率を一定以上に維持し、受注から納品までのリードタイム、流通加工を含む サービス品質の面で、迅速かつきめ細やかなサービスを提供することにより、他社との差別化を図っております。
[事業系統図]
以上述べた事項を事業系統図によって示すと次のとおりであります。
4【関係会社の状況】
該当事項はありません。
5【従業員の状況】
(1)提出会社の状況
平成29年5月31日現在
従業員数(人) 平均年齢(歳) 平均勤続年数(年) 平均年間給与(円)
64(39) 30.8 3.5 3,704,155
(注)1.従業員数は就業人員であり、臨時雇用者数(アルバイト・パートタイマーを含み、派遣社員を除く。)は、最 近1年間の平均雇用人員を( )外数で記載しております。
2.平均年間給与は、賞与及び基準外賃金を含んでおります。
3.当社はユニフォーム販売事業の単一セグメントであるため、セグメント情報に関連付けた記載を省略しており ます。
4.従業員が最近1年間で11名増加しました。主として事業拡大に伴う定期及び中途採用によるものであります。
(2)労働組合の状況
当社の労働組合は結成されておりませんが、労使関係は安定しております。
第2【事業の状況】
1【業績等の概要】
(1)業績
第23期事業年度(自 平成28年1月1日 至 平成28年12月31日)
当事業年度におけるわが国経済は、金融政策及び経済政策による下支えがなされる一方、中国経済の減速、欧州の 諸問題、為替相場の不安定さ等が先行きに不透明さをもたらし、景気は横ばいで推移致しました。
かかる状況の下、当社は、リスティング広告の効果向上に取り組むとともにウェブサイトのリニューアルを実施 し、顧客訪問数の増加と購買率の向上を図りました。また、自社作成カタログ及びメルマガ等の販売促進施策を強化 し、顧客基盤の拡大に努めました。
物流面では、流通加工に係る刺繍等の設備を増強し内製化をすすめることで納期短縮及びコスト低減を図るととも に、保管棚のレイアウト改善等により作業効率及び保管効率の向上に取り組みました。また、売れ筋商品及び防寒等 季節性商品を中心に在庫確保を進め、機会損失の抑制に取り組みました。
上記施策の結果、当社ウェブサイトは、順調に顧客基盤を拡大致しました。特に、繁忙期である第2四半期及び第 4四半期においては、適時適切な商品掲載、広告展開等が、集客指標であるユニークユーザー(UU)数の伸長に寄与 致しました。UUの推移は下記表記載の通りです。
平成27年12月期 UU数(千人)
(注)
平成28年12月期 UU数(千人)
前年同期比(%) UU構成比(%)
サービス 部門
1Q 437 526 120.2 22.1
2Q 534 680 127.2 28.6
3Q 498 591 118.7 24.9
4Q 510 581 113.9 24.4
サービス 合計 1,980 2,378 120.1 100.0
オフィス ワーク
部門
1Q 592 628 106.1 19.4
2Q 786 870 110.8 26.9
3Q 713 783 109.9 24.2
4Q 750 950 126.6 29.4
オフィスワーク 合計 2,840 3,231 113.8 100.0
当社は、当事業年度の2月より、従来一部サイトに限定していた任意の登録会員システムを、全サイトに適用致し ました。登録会員数は順調に増加し、平成28年12月末時点における登録会員数は200千人に達しております。
この結果、サービス部門においては、フードユニフォームにおいてマーケティング投資のペースを緩和したこと等 に起因し顧客基盤の拡大が鈍化したものの、クリニックユニフォームにおいて新規顧客獲得が進んだこと等により、 売上高1,584,154千円(前年同期比18.1%増)と堅調に推移しました。
また、オフィスワーク部門は、主力のワークユニフォームにおいて、冬季の防寒シーズンに向けた販促活動が奏功 したこと等に起因し、同部門の売上高1,132,313千円(同13.2%増)と堅調に推移しました。
この結果、当事業年度の業績は、売上高2,934,346千円(前年同期比15.0%増)、営業利益313,219千円(同11.6% 増)、経常利益314,123千円(同11.0%増)、当期純利益218,419千円(同13.7%増)となりました。
なお、当社は、ユニフォーム販売事業の単一セグメントであるため、セグメントごとの記載はしておりません。
(注)各部門のUU数は、当該部門に属する各サイトのUU数の合計値であります。また、各期間のUU数は、対象期間内に おける各月の月次UU数の合計値であります。月次UU数は、同月におけるサイト訪問者の延べ人数より、同一訪問 者による重複カウント数を除いた数値であります。
第24期第1四半期累計期間(自 平成29年1月1日 至 平成29年3月31日)
当第1四半期累計期間におけるわが国経済は、世界経済の持ち直しによる輸出回復や、消費マインドの持ち直しを 受けて景気は堅調に推移致しましたが、地政学リスクの高まり等に起因し、将来景気動向に関する不透明感が残る状 況が続きました。
かかる状況の下、当社は、サービス部門を中心に積極的な広告を展開し顧客訪問数の増加を図る一方、接客スタッ フを中心に電話システムのクラウド化及び顧客管理システムとの連携を実施し、接客品質の向上による顧客定着の促 進を図りました。
部門別ユニークユーザー(UU)の推移は下記表記載の通りです。
平成28年12月期 第1四半期累計期間
UU数(千人)
平成29年12月期 第1四半期累計期間
UU数(千人)
前年同期比(%)
サービス部門 526 669 127.1
オフィスワーク部門 628 747 118.9
合計 1,154 1,416 122.7
この結果、当第1四半期累計期間の業績は、売上高701,805千円、営業利益32,879千円、経常利益33,218千円、四 半期純利益21,473千円となりました。
(2)キャッシュ・フロー
第23期事業年度(自 平成28年1月1日 至 平成28年12月31日)
当事業年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、税引前当期純利益の増加や剰余金の配当 等により、前事業年度末に比べ123,916千円増加し、1,006,594千円となりました。
当事業年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当事業年度において営業活動の結果得られた資金は217,634千円(前年同期比11.3%減)となりました。これは主 に税引前当期純利益314,123千円、仕入債務の増加23,847千円と、法人税等の支払による支出107,944千円等によるも のであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当事業年度において投資活動の結果使用した資金は66,449千円(前年同期は6,487千円の獲得)となりました。こ れは主に有形固定資産の取得による支出31,552千円、無形固定資産の取得による支出19,092千円等によるものであり ます。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当事業年度において財務活動の結果使用した資金は27,268千円(前年同期は38,513千円の獲得)となりました。こ れは配当金の支払18,696千円等によるものであります。
2【生産、受注及び販売の状況】
(1)生産実績
当社は生産活動を行っておりませんので、該当事項はありません。
(2)商品仕入実績
当社は、ユニフォーム販売事業の単一セグメントであり、第23期事業年度及び第24期第1四半期累計期間の仕 入実績は次のとおりであります。
区分
第23期事業年度
(自 平成28年1月1日 至 平成28年12月31日)
第24期第1四半期累計期間
(自 平成29年1月1日 至 平成29年3月31日) 金額(千円) 前年同期比(%) 金額(千円)
ユニフォーム販売事業 1,754,835 115.9 451,260
合計 1,754,835 115.9 451,260
(注)上記の金額には消費税等は含まれておりません。
(3)受注状況
当社は小売業を主たる事業としているため、受注状況は記載しておりません。
(4)販売実績
第23期事業年度及び第24期第1四半期累計期間の販売実績は、次のとおりであります。なお、当社は、ユニ フォーム販売事業の単一セグメントであるため、事業部門別に記載しております。
部門
第23期事業年度
(自 平成28年1月1日 至 平成28年12月31日)
第24期第1四半期累計期間
(自 平成29年1月1日 至 平成29年3月31日) 金額(千円) 前年同期比(%) 金額(千円)
サービス部門 1,584,154 118.1 438,735
オフィスワーク部門 1,132,313 113.2 236,870
その他 217,877 103.3 26,198
合計 2,934,346 115.0 701,805
(注)1.上記の金額には消費税等は含まれておりません。
2.主要な販売先については、総販売実績に対する割合が100分の10以上の相手先がないため、記載を省略して おります。
3【対処すべき課題】
BtoB市場における電子商取引の占める割合は、継続的な増加が見込まれており、当社が今後成長する基礎的な要 因である一方、大手ECサイト運営事業者による参入の加速等に伴い、市場内における競争が激化することが見込ま れます。
係る状況のもと、当社は、経営理念である、「ユニフォームを使用するお客様に最高の満足を提供する」を実現 すべく、以下の課題に取り組んでまいります。
(1)新規顧客の獲得
ユニフォームは継続購入が見込める商品であり、新規顧客数の増加は安定的な顧客基盤の拡大に繋がります。当 社は、ウェブ広告、検索エンジン最適化、カタログ配布等により当社認知度を高めるとともに、ウェブサイトのユ ーザビリティ改善を継続的に実施することで、新規顧客の獲得に努めてまいります。
(2)顧客定着率の向上
新規顧客の獲得に係る販促費用はリピート顧客の受注獲得に係る販促費用より高く、また、リピート顧客の受注 単価は新規顧客に比べ高い傾向にあります。当社は、顧客属性に応じた適時適切なフォローサービスを提供するこ とで、顧客定着率の向上を図り、収益性の向上に努めてまいります。
(3)納期の短縮
ユニフォームは、仕事場において欠かせない場合が多いため、欠品率を抑え短納期で商品を提供することが顧客 満足度の向上に必要であります。当社は、売れ筋在庫商品の拡充、流通加工を含めた物流の内製化を進めるととも に 、メ ーカ ーと の販 売 ・在庫 情 報の 共有 を深 化さ せる こと に より 、欠 品の 抑制 及 び納期 の 短 縮に努 め てま いり ま す。
(4)商品提案力の向上
ユニフォームは、多種多様な商品が存在するため、他の商品との機能面での違いが実際に使用するまでわかりづ らい場合があります。当社は、商品写真、商品説明、コーディネート例及び顧客レビュー等をウェブサイトに掲載 し、また各商品の機能特性を理解するための従業員研修を実施し、顧客の潜在的なニーズに合致した商品を提案出 来る体制の構築に努めてまいります。
(5)人材育成の仕組み構築
ユニ フォ ーム の販 売 に おい て は、 専門 的な 知識 を 有する 社 員に よる 長期 的な フォ ロー が 必 要で あり ます。 当社 は、今後の業容拡大に向けて、当該フォロー体制をより大規模に実現するために効果的な人材育成の仕組み構築に 努めてまいります。
(6)デバイスシフトへの対応
インターネット通販において、顧客の利用するデバイスは、顧客属性によって進捗の差はあるものの、PCからモ バイルへとシフトしております。当社は、すでにECサイトの仕様につきモバイルへの対応を実施しておりますが、 今後、さらに利便性を高めることで、デバイスシフトやワークスタイルの変化に応じたサービスを提供してまいり ます。
4【事業等のリスク】
本書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のあ る事項には、以下のようなものがあります。
なお、文中の将来に関する事項は、本書提出日現在において当社が判断したものであります。
(1)競合について
当社は、顧客ニーズへの機動的な対応等に基づいて競合企業との差別化を図っております。しかし、近年におい ては、インターネット通販市場の拡大に伴う競争激化が予想され、新規参入事業者による新たな高付加価値サービ スの提供等が行われた場合、当社の競争力が低下する可能性があります。このような事態が生じた場合には、当社 の財政状態や経営成績に影響を及ぼす可能性があります。
(2)価格競争激化の可能性について
インターネットを通じた商品の販売は、複数の事業者がインターネット上で価格情報を公表している場合、価格 競争が激化しやすいと考えられます。当社の取扱商品をインターネット上で販売する他の通信販売事業者が増加し た場合には、当社取扱商品の一部が価格競争に陥ることにより収益力が低下し、当社の財政状態や経営成績に影響 を及ぼす可能性があります。
(3)顧客情報保護について
当社は、インターネットによる販売活動を行っている関係上、多くの顧客情報を保有しております。また、当社 の顧客の中には、個人事業主も含まれており、顧客情報には個人情報も含まれております。顧客情報の保護につい ては、厳重に管理し、細心の注意を払っておりますが、万が一、顧客情報の漏洩や「個人情報の保護に関する法 律」に抵触等が発生した場合には、当社に対する社会的信用度が低下し、当社の財政状態や経営成績に影響を及ぼ す可能性があります。
(4)法的規制について
当社は、「特定商取引に関する法律」、「不当景品類及び不当表示防止法」、「特定電子メールの送信の適正化 等に関する法律」、「不正競争防止法」、「消費者契約法」、「個人情報の保護に関する法律」、「知的財産基本 法」等による法的規制を受けております。当社では、管理体制の構築等によりこれら法令を遵守する体制を整備し ておりますが、これらの法令に違反する行為が行われた場合、法令の改正又は新たな法令の制定が行われた場合に は、当社の財政状態や経営成績に影響を及ぼす可能性があります。
(5)訴訟について
当社は、顧問弁護士とも相談しながら事業推進しておりますが、当社の事業分野のすべてにおける法的な現況を 完全に把握することは非常に困難であり、当社が他社の著作権等や各種法律を侵害している可能性は、完全には排 除できません。従いまして、特に当社事業の主要な商標や商品、権利に関連して訴訟を提起され、損害賠償又は商 品の販売差止等の請求を受けた場合には、当社の財政状態や経営成績に影響を及ぼす可能性があります。
(6)システム、インターネットの障害について
当社の受注の多くは、インターネットによるものであり、自然災害、事故及び外部からの不正アクセス等のため に、インターネットによるサービスが停止する恐れがあります。また、基幹システム及びネットワークにおいても 取引量の増大やその他の要因によりさまざまな障害によるリスクがあるものと考えられます。当社では、万一の事 故に備え、バックアップ体制やネットワークセキュリティの強化を行うなど、細心の注意を払っております。しか しながら、基幹システム及びネットワークの障害等を完全に回避することは困難であり、万が一障害等が発生した 場合には、当社の財政状態や経営成績に影響を及ぼす可能性があります。
(7)インターネットへの依存について
当社は、ウェブサイトを通じた通信販売を主力事業としており、平成28年12月期において売上高の約9割は通信 販売によるものになっております。商品の受注は主にインターネットを経由しており、また、販売促進活動に関し ては、カタログ等の配布のほか、インターネットを通じた広告掲載を主要な手段としております。上記のとおり、 当社はインターネットを利用した事業活動に依存しており、事業の継続的な発展の前提条件として、インターネッ ト環境の普及及びインターネットの利用者の増加が重要であると考えておりますが、インターネットの利用に関す る新たな法的規制の導入、技術革新の遅れ又は利用料金の改定を含む通信事業者の動向などの要因により、インタ ーネット環境の発展が阻害される場合には、当社の財政状態や経営成績に影響を及ぼす可能性があります。
(8)技術革新について
インターネットにおいては絶え間なく技術革新が起こっており、当社の事業分野でも新しい技術やデバイスを利 用したシステムが登場し続けております。これら新しいシステムは、従来は不可能であった機能や、より高度な機 能を実装したサービスを提供することが可能であります。当社は、常に最新の技術動向へ目を向け、新機能や新サ ービスを取り入れて顧客利便性の向上に努めております。
しかしながら、インターネットの技術革新に追随しながら顧客利便性を追求し続けるためには、それを可能にす る従業員の確保や育成など、人員体制の強化と維持が必要であり、何らかの要因により人員体制の強化と維持が困 難になる場合は、顧客利便性の継続的向上に支障をきたし、当社の財政状態や経営成績に影響を及ぼす可能性があ ります。
(9)外部システムへの依存について
当社は、受発注管理においてHamee株式会社が提供するネクストエンジンをプラットフォームとして利用してお ります。また、物流管理や通信回線に関し、外部第三者が作成又は管理するシステム及びインフラストラクチャー を利用しております。これらのシステムに何らかの支障が生じた場合、当社の財政状態や経営成績に影響を及ぼす 可能性があります。
(10)代表取締役社長に対する依存について
当社代表取締役社長である横井康孝は、経営方針や経営戦略等、当社の事業活動全般において重要な役割を果た しております。当社は事業拡大に伴い、同氏に過度に依存しない経営体質の構築を進めておりますが、何らかの理 由により同氏の業務遂行が困難となった場合には、当社の財政状態や経営成績に影響を及ぼす可能性があります。
(11)人材の確保・育成について
当社が、今後更なる事業拡大を図るためには、優秀な人材の確保及び社内人材の育成に加え、人材の外部流出を 防止することが重要な課題であり、採用による人材の獲得を積極的に行うとともに、各種勉強会の開催や福利厚生 の充実等の施策を行っております。
しかしながら、当社が必要な人材を十分に確保できなかった場合又は社内の重要な人材が外部に流出した場合に は、社員の充実及び育成が計画通りに進まず、事業規模に応じた適正な人材配置が困難になることから、事業拡大 の制約要因となり、当社の財政状態や経営成績に影響を及ぼす可能性があります。
(12)小規模組織であることについて
平成28年12月31日における当社の人員は、取締役(監査等委員である取締役を除く。)3名、監査等委員である 取締役3名(うち社外取締役2名)、執行役員1名、従業員58名と小規模であり、業務執行体制もこのような規模 に応じたものとなっております。今後、事業の拡大に合わせて人員増加を図るとともに人材育成に注力し、業務執 行体制の一層の強化、充実を図っていく方針ではありますが、これらの施策が適時適切に行えなかった場合には、 当社の財政状態や経営成績に影響を及ぼす可能性があります。
(13)商品調達について
当社は、メーカーより商品を仕入れておりますが、原材料価格や為替レートの急激な変動により、メーカーから の仕入価格が上昇する可能性があり、仕入価格上昇の影響を販売価格に転嫁できない場合があります。かかる事態 に備え、当社では、継続的なコスト削減に取り組んでおりますが、企業努力によって仕入価格の上昇分を補いきれ ない場合、当社の財政状態や経営成績に影響を及ぼす可能性があります。また、何らかの事情でメーカーの生産活 動に支障が出た場合、商品の調達が困難となり、当社の財政状態や経営成績に影響を及ぼす可能性があります。
(14)物流拠点の集中及び物流業務の外部委託について
当社は、商品の納入から出荷に至るまでの一連の物流業務について一部外部委託を行っております。具体的に は、福井県福井市の自社物流センターにおいて物流業務の一部を自社運営するとともに、福井県鯖江市の物流セン ターにおいて物流業務の一部をエストプライム株式会社に業務委託しております。
当社の物流業務は上記2カ所で行われており、リスク発生時の対応体制につき整備を行っておりますが、万が 一、対応能力を超えるような災害が発生した場合又はエストプライム株式会社との業務委託契約が変更され、当社 業務運営上何らかの影響が生じ、かつ当社がこれに適切な対応が出来ない場合等には、当社の財政状態や経営成績 に影響を及ぼす可能性があります。
(15)異常気象による影響について
当社で取り扱う商品には、天候により販売数量が大きく左右される季節商品や雨具類が含まれております。その ため、販売時期に冷夏・暖冬・空梅雨など異常気象が発生した場合、商品に対する需要が低下し、売上の減少や過 剰在庫などを招き、当社の財政状態や経営成績に影響を及ぼす可能性があります。
5【経営上の重要な契約等】
当社は下記のとおり物流業務委託に関する契約を締結しております。 相手方の名称
契約 締結日
契約内容 契約期間
エストプライム株式会社
平成27年 5月1日
当社の配送・倉庫・保管等に関 し相手先に委託するための業務 委託契約
平成27年5月1日から 平成30年5月31日まで
(1年毎の自動更新)
6【研究開発活動】
該当事項はありません。
7【財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
文中における将来に関する事項は、本書提出日現在において当社が判断したものであります。
(1)重要な会計方針及び見積り
当社の財務諸表は我が国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。当社の 財務諸表の作成にあたっては、事業年度末における資産、負債の報告数値及び収益、費用の報告数値に影響を与える 見積り、判断及び仮定を必要としております。当社は財務諸表作成の基礎となる見積り、判断及び仮定を過去の経験 や状況に応じて、合理的と判断される入手可能な情報により継続的に検証し、意思決定を行っております。しかしな がら、これらの見積り、判断及び仮定は不確実性を伴うため、実際の結果と異なる場合があり、この差異は、財務諸 表に影響を及ぼす可能性があります。
当事業年度末現在において、見積り、判断及び仮定により当社の財務諸表に重要な影響を及ぼすと考えている項目 は、次のとおりであります。
①貸倒引当金
当社は、売上債権等の貸倒損失に備えるため、一般債権については貸倒実績率により、貸倒懸念債権等特定の債 権については個別に回収可能性を勘案し、回収不能見込額を計上しておりますが、顧客の支払能力の悪化により追 加の引当金が必要になる場合があります。
②繰延税金資産
当社は、繰延税金資産について、回収可能性がないと考えられる金額は、評価性引当額を計上しております。将 来の課税所得及び実現可能性の高い継続的なタックスプランニングにより評価性引当額の必要性を検討しておりま す。
③退職給付引当金
従業員の退職給付に備えるため、当事業年度末における退職給付債務の見込額に基づき計上しております。な お、退職給付引当金の対象人員が300名未満であるため、簡便法によっており、退職給付債務の金額は期末自己都 合要支給額としております。
④賞与引当金
当社は、従業員に対して支給する賞与の支出に充てるため、賞与支給見込額の当会計年度負担額を計上しており ます。
⑤ポイント引当金
顧客に付与したポイントの使用に備えるため、当事業年度末において将来使用されると見込まれる額を計上して おります。
(2)財政状態の分析
第23期事業年度(自 平成28年1月1日 至 平成28年12月31日)
①資産
当事業年度末の資産合計は、前事業年度末と比べ223,106千円増加し、1,482,027千円となりました。流動資産は 172,871千円増加し、1,316,436千円となりました。主な要因は現金及び預金が122,516千円増加したことによるも のであります。固定資産は50,234千円増加し、165,591千円となりました。主な要因は、建物及びソフトウエア等 の取得による有形及び無形固定資産の増加31,937千円と、出資金の払込による増加14,400千円によるものでありま す。
②負債
負債につきましては、前事業年度末と比べ23,383千円増加し、675,438千円となりました。流動負債は18,954千 円増加し、604,148千円となりました。主な要因は、電子記録債務の増加41,330千円、支払手形の減少23,584千円 によるものであります。固定負債は4,429千円増加し、71,290千円となりました。主な要因は、退職給付引当金の 増加2,462千円、ポイント引当金の増加1,967千円によるものであります。
③純資産
純資産につきましては、前事業年度末と比べ199,723千円増加し、806,589千円となりました。主な要因は、当期 純利益218,419千円及び剰余金の配当18,696千円の計上に伴い利益剰余金が199,723千円増加したことによるもので あります。以上の結果、当事業年度末における自己資本比率は前事業年度末と比べ6.2ポイント増加し、54.4%に なりました。
第24期第1四半期累計期間(自 平成29年1月1日 至 平成29年3月31日)
①資産
当第1四半期会計期間末における流動資産は1,290,055千円となり、前事業年度末に比べ26,381千円減少いたしま した。これは主に現金及び預金が121,382千円減少し、受取手形及び売掛金が66,469千円、商品が27,555千円増加し たことによるものであります。固定資産は168,078千円となり、前事業年度末に比べ2,486千円増加いたしました。こ れは主に無形固定資産が3,074千円増加したことによるものであります。
この結果、資産合計は、1,458,133千円となり、前事業年度末に比べ23,894千円減少いたしました。
②負債
当第1四半期会計期間末における流動負債は576,754千円となり、前事業年度末に比べ27,393千円減少いたしまし た。これは主に支払手形及び買掛金が93,994千円増加し、電子記録債務が112,333千円減少したことによるものであ ります。固定負債は72,012千円となり、前事業年度末に比べ722千円増加いたしました。これは主にポイント引当金 が422千円増加したことによるものであります。
この結果、負債合計は、648,766千円となり、前事業年度末に比べ26,671千円減少いたしました。
③純資産
当第1四半期会計期間末における純資産合計は809,366千円となり、前事業年度末に比べ2,777千円増加いたしまし た。これは主に四半期純利益21,473千円及び剰余金の配当18,696千円によるものであります。
この結果、自己資本比率は55.5%(前事業年度末は54.4%)となりました。
(3)経営成績の分析
第23期事業年度(自 平成28年1月1日 至 平成28年12月31日)
①売上高
当事業年度の売上高は前事業年度と比較して381,854千円増加し、2,934,346千円となりました。これは主に、サ イトのスマートフォン対応強化、リスティング広告の取組みなどによる新規顧客の増加及び接客品質の向上による リピート顧客の増加によるものであります。
部門別の業績は、次のとおりであります。 イ.サービス部門
当事業年度において、フードユニフォームの取扱商品の一部を中心に、価格競争の激化等に起因した価格下落が 発生したものの、自社サイトのスマートフォン対応を進めたこと等により部門全体のUU数が2,378千人(前年同期 比20.1%増)となり、購入件数の増加に寄与致しました。
これらの結果、部門売上高は1,584,154千円(同18.1%増)となりました。 ロ.オフィスワーク部門
当事業年度において、自社サイトの改修等に起因して、検索エンジンによるキーワード検索結果の当社サイト表 示順位が低下したこと等によりUU数の増加が鈍化したものの、SEO対策の実施により年央以降において検索結果表 示順位が回復致しました。また、ワークユニフォームにおいて積極的な広告展開及び売れ筋商品の在庫拡充を行っ た結果、防寒着を中心とした秋冬商品の販売が好調に推移致しました。
これらの結果、部門全体のUU数は3,231千人(前年同期比13.8%増)、部門売上高は1,132,313千円(同13.2% 増)となりました。
②売上総利益
当事業年度の売上総利益は前事業年度と比較して155,489千円増加し、1,140,886千円となりました。これは主 に、売上高が増加したことによるものであります。なお、売上高総利益率は38.9%となり、前事業年度に比べ0.3 ポイント上昇いたしました。
③販売費及び一般管理費、営業利益
販売費及び一般管理費は、前事業年度と比較して122,846千円増加し、827,667千円となりました。これは主に、 従業員の増加に伴う人件費の増加、リスティング広告等の広告宣伝費が増加したことによるものであります。
以上の結果、営業利益は前事業年度と比較して32,642千円増加し、313,219千円となりました。
④経常利益
当事業年度の経常利益は前事業年度と比較して31,213千円増加し、314,123千円となりました。
⑤法人税等(法人税等調整額を含む)及び当期純利益
当事業年度において法人税、住民税及び事業税を98,007千円、法人税等調整額を△2,303千円計上した結果、当 期純利益は前事業年度と比較して26,341千円増加し、218,419千円となりました。
第24期第1四半期累計期間(自 平成29年1月1日 至 平成29年3月31日)
①売上高
当社は、サービス部門を中心に積極的な広告を展開し顧客訪問数の増加を図る一方、接客スタッフを中心に電話 システムのクラウド化及び顧客管理システムとの連携を実施し、接客品質の向上による顧客定着の促進を図りまし た。この結果、当四半期累計期間売上高は701,805千円となりました。
部門別の業績は、次のとおりであります。 イ.サービス部門
積極的な広告を展開した結果、クリニックユニフォームを中心に集客が増加し、部門全体のUU数が669千人(前 年同期比27.1%増)に増加し、購入件数の増加に寄与致しました。
この結果、部門売上高は438,735千円となりました。 ロ.オフィスワーク部門
オフィスユニフォームにおいて、新規メーカーとの取引を開始し、品揃えを拡充するとともに、各種キャンペー ンを積極的に実施した結果、部門全体のUU数が747千人(前年同期比18.9%増)、部門売上高は236,870千円となり ました。
②売上総利益
売上総利益は、265,425千円となりました。これは主に、売上高が増加したことによるものであります。なお、 売上高総利益率は37.8%となりました。
③販売費及び一般管理費、営業利益
オフィスワーク部門を中心に広告投資を行い、広告宣伝費が増加したことにより、販売費及び一般管理費は、 232,545千円となりました。
以上の結果、営業利益は32,879千円となりました。
④経常利益
当第1四半期累計期間の経常利益は、33,218千円となりました。
⑤法人税等(法人税等調整額を含む)及び四半期純利益
当第1四半期累計期間において法人税、住民税及び事業税を13,989千円、法人税等調整額を△2,244千円計上し た結果、四半期純利益は、21,473千円となりました。
(4)経営成績に重要な影響を与える要因について
「第2 事業の状況 4 事業等のリスク」に記載のとおり、インターネット通販市場の拡大は著しく、また、 当該市場を巡る既存プレイヤー及び新規参入者間での競争は今後さらに激化していくと推測されます。かかる環境 のもと、当社は、常に顧客の視点に立ち、経営施策をスピーディーに実行し、さらに改善していくことで、環境の 変化に適応していく必要があると認識しております。
(5)経営戦略の現状と見直し
当社は、上述の現状を踏まえ、現在の事業環境及び入手可能な情報に基づき、最善の経営方針を立案するよう努 めております。
ユニフォーム業界におけるEC化率は、国内において堅調に伸長してまいりましたが、一方、インターネット通販 市場の規模拡大に伴い、同市場における事業者間の競争は今後更に激化することが予想されます。
かかる状況のもと、当社は、マーケティング手法の継続的な改善、フルフィルメント機能の拡張・効率化に取り 組み、市場シェアの拡大を図ってまいります。
(6)資本の財源及び資金の流動性についての分析
第23期事業年度(自 平成28年1月1日 至 平成28年12月31日)
①キャッシュ・フローの状況
当事業年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、税引前当期純利益の増加や剰余金の配当 等により、前事業年度末に比べ123,916千円増加し、1,006,594千円となりました。
当事業年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当事業年度において営業活動の結果得られた資金は217,634千円(前年同期比11.3%減)となりました。これは主 に税引前当期純利益314,123千円、仕入債務の増加23,847千円と、法人税等の支払による支出107,944千円等によるも のであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当事業年度において投資活動の結果使用した資金は66,449千円(前年同期は6,487千円の獲得)となりました。こ れは主に有形固定資産の取得による支出31,552千円、無形固定資産の取得による支出19,092千円等によるものであり ます。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当事業年度において財務活動の結果使用した資金は27,268千円(前年同期は38,513千円の獲得)となりました。こ れは配当金の支払18,696千円等によるものであります。
②資金需要
今後の事業活動を通じて自己資本の拡充を図っていく所存でありますが、取引高を拡大させるための諸施策を実 施していく過程において資金需要は益々高まることが想定されます。短期的には現状の手許資金で十分賄えるもの と考えておりますが、中長期的には手元資金ではこれらの資金需要を満たせないという事態も想定されます。その 場合には、金融機関からの借入金等、追加的な資金調達が必要となってまいりますので、十分な手当を行ってまい ります。
(7)経営者の問題認識と今後の方針について
「第2 事業の状況 3 対処すべき課題」に記載のとおり、当社が今後さらなる成長と発展を遂げるために は、厳しい環境の中で様々な課題に対処していくことが必要であると認識しております。
なかでも、競争の激化が見込まれるEC通販市場においては、収益規模を維持・向上し得る一定の市場規模が見込 まれる分野において、いかに自社シェアを高めていくかが重要な課題であると認識しております。
当社は、インターネットというインフラを介しながらも、常に、現実の顧客を意識し、顧客の立場になって考え ることで、その独自性を維持し、競争のなかで埋没することなく、シェアの拡大を図っていく所存であります。
第3【設備の状況】
1【設備投資等の概要】
第23期事業年度(自 平成28年1月1日 至 平成28年12月31日)
当事業年度の設備投資の総額は45,250千円であり、その内容は流通施設の買い取り、業務効率化を目的とした基幹 業務システム開発などのソフトウエア及び流通加工に係る機械等であります。
なお、当事業年度において重要な設備の除却、売却等はありません。
また、当社はユニフォーム販売事業の単一セグメントであるため、セグメント情報の記載を省略しております。
第24期第1四半期累計期間(自 平成29年1月1日 至 平成29年3月31日)
当第1四半期累計期間の設備投資の総額は6,054千円であり、その内容はサービス品質及び業務効率の向上を目的 としたクラウド電話システムのソフトウエア及び流通加工に係る機械等であります。
なお、当第1四半期累計期間において重要な設備の除却、売却等はありません。
また、当社はユニフォーム販売事業の単一セグメントであるため、セグメント情報の記載を省略しております。
2【主要な設備の状況】
当社は管理・統括施設として本社、流通施設として物流センターを運営しております。 以上のうち、主要な設備は以下のとおりであります。
当社はユニフォーム販売事業の単一セグメントであるため、セグメント情報の記載を省略しております。
平成28年12月31日現在
事業所名 (所在地)
設備の内容
帳簿価額
従業員数 (人) 建物及び
構築物
(千円)
機械装置及 び運搬具
(千円)
土地
(千円) (面積㎡)
ソフトウエ ア
(千円)
その他
(千円) 合計
(千円)
本社
(福井県福井市)
管理・総括施設 14,062 1,192
35,885 (386.00)
20,505 2,263 73,910
53
(5) 物流センター
(福井県福井市)
流通施設 30,058 7,892
- (-)
1,985 511 40,447
6
(31)
(注)1.帳簿価格のうち、「その他」は工具、器具及び備品と無形固定資産その他であります。なお、金額には消費 税等を含めておりません。
2.従業員数は就業人員であり、臨時雇用者数(アルバイト・パートタイマーを含み、派遣社員を除く。)は、 年間の平均雇用人員を( )外数で記載しております。
3【設備の新設、除却等の計画】(平成29年5月31日現在)
当社の設備投資については、景気予測、業界動向、投資効率等を総合的に勘案して策定しております。 なお、最近日現在における重要な設備の新設、改修計画は次のとおりであります。
当社はユニフォーム販売事業の単一セグメントであるため、セグメント情報の記載を省略しております。
(1)重要な設備の新設、改修計画
事業所名
(所在地)
設備の内容
投資予定金額
資金調達 方法
着手及び完了予定年月
完成後の増加能力 総額
(千円)
既支払額
(千円)
着手 完了
本社
(福井県福井市)
受注販売管理 システム
60,000 - 自己資金
平成30年 1月
平成30年 12月
(注)2.
(注)1.上記の金額には消費税等は含まれておりません。
2.完成後の増加能力については、計数的把握が困難であるため、記載を省略しております。
(2)重要な設備の除却等 該当事項はありません。
第4【提出会社の状況】
1【株式等の状況】
(1)【株式の総数等】
①【株式の総数】
種類 発行可能株式総数(株)
普通株式 3,700,000
計 3,700,000
(注)平成29年3月24日付で普通株式1株につき200株の株式分割を行っており、これにより当社の発行可能株式総数 は1,592,000株増加し、1,600,000株となっております。また同日開催の定時株主総会において定款の一部変更が 行われ、発行可能株式総数は普通株式3,700,000株となっております。
②【発行済株式】
種類 発行数(株)
上場金融商品取引所名又は登録 認可金融商品取引業協会名
内容
普通株式 1,008,581 非上場
完全議決権株式であり、権 利内容に何ら限定のない当 社における標準となる株式 であります。なお、単元株 式数は100株であります。
計 1,008,581 - -
(注)1.平成29年3月3日開催の取締役会決議により、平成29年3月24日付で普通株式1株につき200株の株式分割 を行ったことにより930,126株、平成29年4月26日付で第1回転換社債型新株予約権付社債に係る新株予約 権の権利行使により73,781株、それぞれ増加し発行済株式総数は1,008,581株となっております。
2.平成29年3月24日開催の定時株主総会において定款の一部変更が行われ、1単元の株式数を100株とする単 元株制度を採用しております。
(2)【新株予約権等の状況】
会社法に基づき発行した転換社債型新株予約権付社債及び新株予約権は、次のとおりであります。
①第1回転換社債型新株予約権付社債(平成26年9月20日臨時株主総会決議) 区分
最近事業年度末現在
(平成28年12月31日)
提出日の前月末現在
(平成29年5月31日)
新株予約権の数(個) 35 -
新株予約権のうち自己新株予約権の数(個) - -
新株予約権の目的となる株式の種類 普通株式 -
新株予約権の目的となる株式の数(株) 369(注)1.3 -
新株予約権の行使時の払込金額(円) 160,000(注)2.3 -
新株予約権の行使期間
自 平成26年9月29日 至 平成31年9月28日
- 新株予約権の行使により株式を発行する場合の株式の
発行価格及び資本組入額(円)
発行価格 151,737(注)3 資本組入額 75,869(注)3
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新株予約権の行使の条件 - -
新株予約権の譲渡に関する事項
本新株予約権は、転換社債 型新株予約権付社債に付さ れたものであり、本社債か らの分離譲渡はできない。
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代用払込みに関する事項 (注)2 -
組織再編成行為に伴う新株予約権の交付に関する事項 - -
新株予約権付社債の残高(千円) 56,000 -